社長挨拶
当社は、1935年12月に埼玉県川口市に「川口化学研究所」として産声を上げました。のち、1937年に川口化学工業株式会社に改組し、現在に至っています。
創業以来、ゴム薬品を中心とした有機硫黄化合物を中心に研究・製造・供給し、お客様をはじめ多くの皆様に支えられ事業活動を行っております。近年は培った技術に磨きをかけ、ゴム薬品にとどまらず、電子材料、医薬中間体、環境用薬剤、樹脂薬品など化学工業のさらに広い分野へ事業領域を広げております。
「ゴム薬品」といっても、一般の方々には馴染みのないものでしょう。しかし、これら添加剤の存在無くしては、タイヤ等に代表されるゴム製品自体が機能を最大限に発揮できず、「欠かすことのできない製品を供給する」という社会的責任のもと、活動しています。
当社の社歌の一節に「流れてやまぬ河に似て、技術の進歩限りなし」とありますが、時代が移り行こうとも、たゆまぬ進歩のために、今後とも継続的な研究開発活動に力を注いで参ります。
企業の規模は小さくとも、グローバルニッチ市場へ「ピリッとスパイスの効いた付加価値を付与する製品」を一つでも多く送り出し、社会に貢献していく所存ですので、引き続き、倍旧のご支援、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
代表取締役社長 山田秀行